≪創立65周年≫
●2015スプリングバレエコンサート(全教室の大発表会)
(PART1・4月18日、PART2・4月19日 市民会館崇城大学ホール)
熊本バレエ研究所創立65周年の本年は日頃のレッスンの成果を発表するこの会も特別なプログラムを加え、華やかに開催されました。
①Celebration「眠れる森の美女」によせて
かねてより親交のある中国・上海市舞蹈学校を迎え開催する「眠れる森の美女」公演にちなんだプログラムです。バレエを愉しむ子どもたちが、チャイコフスキーの名曲をより親しみ、身近なよろこびとなることを願って石井清子先生に振付をお願いしました。
②小品集
久光隆生先生の「グノーワルツ」(熊本教室・東部教室)をはじめ、それぞれのクラスを担当する教師が、研究生一人一人の成長を楽しみに振付しました。
・熊本教室
「グノーワルツ」 振付/久光 孝生
「ハッピーソング」「愛のオルゴール」 振付/相良 美穂
「バラライカによせて」「パルマス」「古風なワルツ」 振付/前川 智子
・東部教室
「ハンガリー舞曲第5番」 振付/日高千加子・白奥 薫
「グノーワルツ」 振付/久光 隆生
・八代教室
「ロサ・ブリランテ」 振付/甲斐田 栄
・玉名教室
「古風なワルツ」「サンデーモーニング」
「ハッピーソング」 振付/前川 智子
③コッペリア・ディヴェルティスマン
1870年オペラ座で初演の「コッペリア」は筋だての親しみやすさ、コミカルで明るく、音楽のすばらしさなどがあいまって世界中で愛され上演される演目のひとつです。今回は終幕の<鐘の祭典>で踊られるディヴェルティスマンの数々をごらんいただきました。
★写真で綴る65年-映像/立石 勇人
創立65周年を記念し、立石勇人氏制作の映像で、これまでのサマーバレエコンサートやスプリングバレエコンサートの名場面をご覧いただきました。
④ボレロ
石井清子振付による「ボレロ」は1984年、広島で初演。熊本バレエ研究所では1985年以来重要なレパートリーの一つです。研究生の間では、いつか「ボレロ」を踊ってみたいという憧れの作品となっています。今回は半円に広がった後半、ソリストのソロの部分に男子研究生の導入でより若さあふれる舞台となり、2015年の今をご覧いただきました。